毎日食べたい納豆!食べ合わせたい食材は
納豆はさまざまな健康効果を持つ食品で、毎日でも食べたいくらいです。薬味などをちょい足しすると、健康効果がアップし、食べ飽きずにもいられます。
ちょい足し向きなのは、身近な食材ばかりですので、手軽に簡単に使えます。納豆にはビタミンAとC以外はほとんど含まれているので、それらビタミンを含む野菜をちょい足しすれば、健康効果絶大です。
納豆にはカルシウム吸収率をアップさせる作用もあり、その作用が生かせる食材もおすすめです。
納豆にちょい足しする定番の食材はネギ
納豆には、ビタミンAとC以外のほとんどの栄養分が含まれています。そのため、納豆にちょい足しするなら、ビタミンAとCを豊富に含んだ青ネギがおすすめです。
味だけとっても、納豆とネギというのはよく合いますね。味だけでなく栄養面からも、素晴らしい食べ合わせでもあったわけです。
ネギに含まれる硫化アリルには、納豆に豊富なビタミンB2の吸収率をアップさせる効果があります。ビタミンB2は脂肪の代謝に不可欠な成分です。
定番の、シソや削り節もおすすめ
シソにもビタミンAがたっぷり含まれています。ビタミンCも豊富です。味の面でも納豆と実に合い、昔から納豆の薬味の定番ですが、やはり栄養面でも最高の食べ合わせだったんですね。また、削り節も定番でした。
削り節のイノシン酸といううま味成分と、納豆の持つグルタミン酸といううま味は、二つ合わさると相乗効果を発揮し、格段にうま味が増します。カルシウム分も豊富ですから、納豆のビタミンKが生かせます。
ちりめんじゃこでカルシウム吸収を
納豆にもカルシウムは含まれていますが、カルシウムという面で、納豆が良く知られるのは、ビタミンKを含んでいるからです。
ビタミンKには、カルシウムが骨に沈着するのを促す作用があります。
カルシウムはもともと、吸収されにくい成分ですので、せっかく納豆と食べ合わせるのであれば、カルシウム豊富な食材にしたいものです。
ちりめんじゃこをふりかけて一緒に食べれば、ちりめんじゃこのカルシウム吸収率が上がります。
納豆の有効成分も生かし、完全食品にも
納豆は、ビタミンAとC以外の栄養分をすべて持ち合わせていると言っても過言ではない健康食品です。ビタミンAとCを含む食材と合わせれば、ほぼ完全栄養食品です。
毎日食べたい食品であり、そうするためにも、薬味をうまく摂り合わせたいものです。
また納豆には、日本人に不足しがちな成分であるカルシウムの吸収を促す働きがあります。
カルシウム豊富な食品と食べ合わせることで、和食の弱点も克服しやすくなります。